手足のシビレ
2025年01月9日
年齢
50代 女性
症状
しびれ: 特に夜間に手指(親指、人差し指、中指、薬指の半分)にしびれを感じる。朝起きたときに手がこわばっていることが多い。
痛み: 手首や指に鈍痛があり、手を使うと症状が悪化する。
筋力低下: 手のひらの筋力が低下し、物を握ったり持ったりする際に力が入らない。
原因
仕事がデスクワークで長時間パソコンを使用することが多く家事や手仕事が多い。
施術内容
初診時には手や指に腫れはなく、手根管部を叩いた時に、指に痺れが生じた。チネルサインが出ており手根管症候群かと思われる。
手根管部には靭帯・関節包と屈筋支帯に包まれており、まずは手根管部を通る正中神経の伝達を良くする為に手根管部に超音波治療を行いました。手首から前腕にかけテーピングも施し、その日の施術後にはペインスケールはダウンしたが、次の来院時に戻ってしまう。手・手首の酷使しないようし指導したが、仕事上使ってしまうことやホルモンバランスによって生じてしまう。
本人はあまり意識はしていなかったが、猫背である為、身体の使い方も指導。手首・肘・肩と関節の歪みを調整し、筋肉が無理やり引っ張られている状態をなくし関節のROMも良くしました。またペインスケールも低下し、握力も回復しました。
次回来院時も同じく施術を行い週1〜2回ほど来院していただき、自宅などで出来るセルフストレッチも指導しました。
1ヶ月と2週ほど続けて完全に痛み、痺れ、筋力低下の症状は消失しました。
予防として、肩甲骨周りに効くセルフストレッチ、運動を指導しました。